皆様ごきげんよう。ヨコモでございます。
今、世間を騒がせている人工知能・チャットGPT4o(オムニ)が凄いと話題になっています。ヨコモも人工知能って凄いなー、と思っていたのでちょっとインストールして試しにいろんな質問を投げていました。
介護に大活躍!チャットGPT4oの超絶便利な使い方
チャットGPT4oに質問を投げかけると、何でも答えてくれますが。
全般的に一般論的な(平たい表現をすれば、当たり障りのない文章)が返ってくる難点もあるなぁと思っていました。
が!
AIならではの得意分野をチャットGPT4oに任せると、人間では到底回答できないようなスピードで回答文章が返ってきます。
これを使わない手はない。
そう強く感じたので 皆様にも活用して頂ければ、と思って記事にしました。
チャットGPT4oは無料版でも大満足できる
チャットGPT4oは、無料版でも最新のAI機能と情報量を持っています。
有料版との大きな違いは、使用回数や文字数に制限があり、
- 質問1回の単語数が2,500語まで
- 文字数の上限は、2,048文字(日本語の場合)
- 回数制限は、1分あたり最大60回1日あたり最大4,000回まで
などが挙げられますが、仕事での使用頻度が多い方以外なら、無料版で十分と実感出来ました。
得意分野は『順序立てて』『構成をお願いする』
例えば便利な使い方は。お仕事の場合だとこんな感じです。
- 取引先へのお礼や謝罪の文章など
- 企画立案、提案書や会議の原案の書き出しや構成など
- 改まった手紙や目上の方に出す手紙などの草案
これらの文章の書き出しって、すごく時間を使ってしまいがち。
そんな時にチャットGPT4oに作成を頼むと、1分程度で作成してくれます。
要は、形式的な文章や構成が得意です。
逆に苦手な分野が、感情を伴った表現や構成。
ですので、作成された文章は日本語としてはおかしな表現もあったりするので、必ず添削&最終的には人の手で書き直しが必要だと思います。
やはり機械だから、と言ってしまえばそれまでですが、まだ情報量が少ないのでこの辺りは苦手なようですが、それも次第に機能向上していくと思います。
母の糖尿病の制限食メニューを質問したら完璧な回答が!!
そこで、母の糖尿病の制限食をチャットGPT4oに投げかけてみたら。
瞬時に回答されたメニューにびっくりしました。
ヨ:80代女性、糖尿病の数値が高く認知症の女性の1週間の食事メニューを考えて下さい。
チャットGPT4oに投げかけた私の質問
即座にチャットGPT4oから返ってきた回答がこちらです↓
80代の女性で、糖尿病と認知症を患っている場合、栄養バランスに加えて、血糖値の管理と認知症の進行を遅らせるための食事が重要です。以下に、1週間分の食事メニューを提案します。このメニューは、糖質制限を意識しながらも、栄養素をバランスよく摂取できるように工夫しています。また、食事を簡単にするために、調理がしやすく、消化にも良い食品を選びました。
【月曜日】
朝食
- 全粒粉トースト1枚
- 茹で卵
- トマトとキュウリのサラダ(オリーブオイルドレッシング)
- 無糖ヨーグルト
昼食:
- グリルチキンサラダ(ミックスリーフ、アボカド、クルミ)
- オリーブオイルとレモンドレッシング
- ミニトマト
夕食:
- 鮭の蒸し物(生姜とレモンで味付け)
- ブロッコリーの蒸し物
- 玄米
- 味噌汁(豆腐とわかめ)
【火曜日】
朝食:
- オートミール(シナモンとナッツ、無糖アーモンドミルクで)
- りんごのスライス
昼食:
- 野菜たっぷりのチキンスープ
- 豆腐のサラダ(醤油ドレッシング)
夕食:
- 白身魚の煮付け(低糖質の調味料使用)
- ほうれん草のおひたし
- さつまいも
- もずく酢
【水曜日】
朝食:
- 無糖グリーンスムージー(ほうれん草、キウイ、無糖ヨーグルト)
- 全粒粉クラッカー
昼食:
- 豆と野菜のトマト煮込み
- キヌアサラダ(きゅうり、パプリカ、ミント)
夕食:
- 豚肉の生姜焼き
- キャベツの千切り
- 玄米
- ひじきの煮物
【木曜日】
朝食:
- ゆで卵
- グリーンサラダ(アボカド、ナッツ、レモンドレッシング)
- 無糖ヨーグルト
昼食:
- 鶏肉の蒸し煮(低糖質のソース使用)
- ブロッコリーとカリフラワーの蒸し物
- 玄米
夕食:
- サバの塩焼き
- 大根おろし
- 小松菜の煮浸し
- もずく酢
【金曜日】
朝食:
- 全粒粉パン1枚
- 無糖ピーナッツバター
- ベリー類
昼食:
- 豆腐ステーキ(ポン酢で)
- 野菜スティック(人参、セロリ、ピーマン)
夕食:
- 鶏の照り焼き(低糖質のタレ使用)
- ほうれん草としめじのソテー
- 玄米
- 味噌汁(わかめとねぎ)
【土曜日】
朝食:
- 無糖グリーンスムージー(ケール、バナナ、無糖アーモンドミルク)
- 全粒粉クラッカー
昼食:
- 魚のフライ(オーブンで焼く)
- ミックスサラダ(レタス、トマト、アボカド)
夕食:
- 牛肉と野菜の炒め物(低糖質のソース使用)
- ブロッコリーの蒸し物
- 玄米
【日曜日】
朝食:
- オートミール(ナッツ、シナモン、無糖アーモンドミルクで)
- ベリー類
昼食:
- 野菜たっぷりの鶏肉スープ
- 豆腐サラダ(ごまドレッシング)
夕食:
- 白身魚の煮付け(生姜風味)
- キャベツの千切り
- 玄米
- 味噌汁(豆腐とわかめ)
【補足】
- 間食には、無糖ヨーグルト、ナッツ、小さな果物(例えば、りんごのスライスやベリー類)を取り入れると良いです。
- 調味料は、低糖質のものを選び、塩分を控えめにしましょう。
- 認知症対策として、抗酸化物質を含む食材(ベリー類、ナッツ、緑黄色野菜)を積極的に摂取するよう心掛けます。
これらのメニューは、血糖値の管理と認知症の進行を抑えるためにバランスの取れたものです。専門の医師や栄養士と相談しながら調整していくことをお勧めします。
チャットGPT4oの回答より引用
どうです?すごくないですか?
管理栄養士並みのメニュー構成にびっくりしました。
病院側からのアドバイスでは、母の退院後を考慮すると、
・糖尿病の数値を下げるための食生活の講習を受けた方がいい
・でも素人が完璧にやるのはかなり厳しいから制限食の宅配を頼むのが一番確実
と言われたのですが。
一瞬にしてメニューまで考えてくれたら、作る時間さえあればまとめて作って冷凍も出来ます。
で、更に質問を投げかけてみる。
ヨ:このメニューとは違う、翌1週間分のメニューも考えて下さい。それぞれの量(グラム数)も知りたいです。
チャットGPT4oに投げかけた私の質問
すると、またしても完璧な回答が。
具体的なグラム数を提供するためには、年齢、体重、活動レベル、特定の健康状態に応じて調整が必要です。以下は一般的なガイドラインとして、各食事の量を示します。個々のニーズに基づき、これらの量を調整することをお勧めします。
【月曜日】
朝食:
- 全粒粉パン:1枚(約50g)
- オムレツ(ほうれん草とトマト):卵2個(約100g)、ほうれん草50g、トマト50g
- グリーンサラダ:レタス50g、トマト50g、きゅうり50g、オリーブオイル10g
- 無糖ヨーグルト:100g
昼食:
- 豆と野菜のスープ:1杯(約250ml)
- キヌアサラダ:キヌア100g、パプリカ50g、きゅうり50g、ハーブ10g
夕食:
- グリルチキン:鶏胸肉100g
- 蒸しアスパラガス:100g
- 玄米:1/2カップ(約90g)
- 味噌汁:1杯(豆腐50g、わかめ10g)
【火曜日】
朝食:
- オートミール:1/2カップ(約40g)
- 無糖アーモンドミルク:150ml
- シナモン:適量
- リンゴスライス:1/2個(約75g)
- ナッツ:20g
昼食:
- 鮭の塩焼き:鮭100g
- キャベツとにんじんの千切りサラダ:キャベツ50g、にんじん50g
- 玄米:1/2カップ(約90g)
夕食:
- 豚肉のしょうが焼き:豚肉100g
- ブロッコリーとカリフラワーの蒸し物:各50g
- 味噌汁:1杯(ほうれん草50g、わかめ10g)
【水曜日】
朝食:
- 無糖グリーンスムージー:1杯(ほうれん草50g、バナナ1本、無糖アーモンドミルク150ml)
- 全粒粉クラッカー:30g
昼食:
- 野菜と豆腐の炒め物:豆腐100g、野菜(ピーマン、にんじん、ブロッコリー各50g)
- 玄米:1/2カップ(約90g)
夕食:
- サバの煮付け:サバ100g
- 小松菜の煮浸し:50g
- さつまいも:100g
【木曜日】
朝食:
- ゆで卵:2個(約100g)
- アボカドトースト:全粒粉パン1枚(50g)、アボカド1/2個(約75g)
- トマトスライス:50g
昼食:
- 鶏むね肉と野菜のスープ:鶏むね肉100g、野菜(キャベツ、にんじん、セロリ各50g)
- ミックスサラダ:レタス50g、トマト50g、きゅうり50g
夕食:
- 白身魚の蒸し物:白身魚100g
- ほうれん草のソテー:ほうれん草100g
- 玄米:1/2カップ(約90g)
【金曜日】
朝食:
- 全粒粉パン:1枚(約50g)
- 無糖ピーナッツバター:20g
- ブルーベリー:50g
昼食:
- 野菜たっぷりのミネストローネ:1杯(約250ml)
- 豆サラダ:ひよこ豆100g、トマト50g、きゅうり50g
夕食:
- 牛肉と野菜の炒め物:牛肉100g、野菜(ブロッコリー、にんじん、パプリカ各50g)
- 玄米:1/2カップ(約90g)
- 味噌汁:1杯(わかめ10g、豆腐50g)
【土曜日】
朝食:
- 無糖グリーンスムージー:1杯(ほうれん草50g、バナナ1本、無糖アーモンドミルク150ml)
- ナッツ:20g
昼食:
- 魚のフライ:白身魚100g、低糖質パン粉30g
- ミックスサラダ:レタス50g、トマト50g、アボカド1/2個(約75g)
夕食:
- 鶏肉のトマト煮込み:鶏胸肉100g、トマト100g、玉ねぎ50g
- カリフラワーライス:100g
- ブロッコリーの蒸し物:50g
【日曜日】
朝食:
- オートミール:1/2カップ(約40g)
- 無糖アーモンドミルク:150ml
- ナッツ:20g
- シナモン:適量
- りんごのスライス:1/2個(約75g)
昼食:
- 豆と野菜のスープ:1杯(約250ml)
- キヌアサラダ:キヌア100g、パプリカ50g、きゅうり50g、ハーブ10g
夕食:
- 鮭のホイル焼き:鮭100g、野菜(ブロッコリー、にんじん、パプリカ各50g)
- ほうれん草ときのこのソテー:各50g
- 玄米:1/2カップ(約90g)
【補足】
- 間食には、無糖ヨーグルト(100g)、ナッツ(20g)、小さな果物(りんごのスライス50gやベリー類50g)を取り入れると良いです。
- 調味料は、低糖質のものを選び、塩分を控えめにしましょう。
これらの量を参考にしつつ、個々のニーズに合わせて調整してください。また、専門の医師や栄養士と相談しながら調整していくことをお勧めします。
チャットGPT4oの回答より引用
・・・凄すぎる。
これで母の体重や血液検査の数値などを伝えたら、もっと詳細なメニューを提案してくれるでしょう。
宅配食は、味の薄さや量を覚えるためにとりあえず頼んでみようと思っていたのですが、宅配食とチャットGPT4oのメニューを組み合わせたら、メニューの幅や変化に富んだ食事になるかも知れないと思いました。
何より、素人のヨコモでは考えられないメニュー構成。
チャットGPT4oよ、ありがとう!と思わずにはいられません。
介護でチャットGPTが活躍するなんて。
思いもかけなかった使い方です。
まとめ:介護の味方!チャットGPTは病気の制限食や子供の離乳食などにも活用できる
母の糖尿病の制限食に限らず。
あらゆる病気の制限食や、赤ちゃんの離乳食やダイエット食、一人暮らしの献立など考えるのが億劫な時やワンパターンメニューになった時など、チャットGPT4oに尋ねれば自分では考えないようなメニューを提案してくれると思います。
他にも、
・冷蔵庫にあるものを挙げて『これで出来るメニュー考えて!』とか、
・予算500円で作れる栄養価の高いメニュー教えて!
など、いろんな活用法があると思います。
チャットGPT4oと言うと、ITバリバリ企業の人が使いこなすものとイメージしがちでしたが、実は家事をする主婦&主夫すべての心強い味方なのかも知れません。
これだけ賢く心強い助っ人のチャットGPT4oさん。
質問する時に敬語になってしまうのは、ヨコモだけではないはずです。
チャットGPT4oのインストールはこちらから↓
インストールするだけで、自動的に最新版のチャットGPT4oが利用できます。
無料版と有料版(20ドル)がありますので、ご注意を。
スマホにインストールすれば、帰りの電車の中で今日の献立を考えてくれますよ。
介護の強力な助っ人がチャットGPT4だとわかって驚愕のヨコモでした。
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