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認知症の母が通帳の場所を忘れた日。ヨコモが決めた「お金の管理のルール」

ヨコモです。

認知症の進行は、ある日突然「あれ?」という小さな異変から始まりますが少しづつ進行していくのが現状です。

ヨコモの母の場合、最近では「通帳が見つからない」でした。
最初は何かの拍子にしまい忘れただけかと思っていたけれど、何度も同じことが起こるようになり、これは“管理の仕方”を根本から変えないといけないと思いました。

通帳、財布、家計簿は「ひとつの引き出し」へ

通帳の管理が難しくなった母に、いちばん最初にヨコモがした事は、お金に関わるものをすべて一か所にまとめること。
具体的には、通帳、現金、家計簿、印鑑、マイナンバーカードとお薬手帳。
そして母の使っている財布まで、すべてをこの引き出しにだけあるという状態に整えました。

ラベルを貼って、中身もシンプルに。
余計な書類は処分し、通帳も使っていない古いものは私の自宅に持ち帰り。別保管。こうしないと、何度も見返して、そのうち本来の目的がわからなくなってしまうからです。
これで、母が探し回ることが減りました。
引き出しの中を見るだけで、「いま自分が何を持っているか」が一目でわかるのが大事なんです。

現金は予備財布に補充。チャージはあえて“しない”

母は現金払いを基本にしているので、毎月決まった額を予備の財布に入れておくようにしました。財布が空になったら、「あの引き出しの中の財布に入ってるよ」と伝えるだけ。これならヨコモが近くにいないときでも、なんとかやりくりできます。

よく勧められる電子マネーやチャージ式カードは、あえて使っていません。少し前までは使っていたようですが、今は使い方もカードも忘れがちなので。母にとっては混乱のもとになるからです。便利さより、“わかりやすさと安心感”を優先しています。

「自分で管理している感覚」を奪わない工夫

ヨコモが気をつけているのは、母から“できること”を無理に奪わないこと
家計簿も簡単なメモ形式にして、毎日書かなくてもいいと言ってあります。
母なりに「ちゃんと自分でお金を見ている」という意識が持てることが、自己肯定感を保つ鍵なんです。

「もう任せて」と言えばラクになることもあるけれど、それは母の自立心を削ってしまうことにもつながる。
介護する側が少し工夫すれば、母の“できる”はまだまだ続けられると思っています。

介護とお金の話は、早めに整えておくと心がラク

通帳や財布の所在がはっきりしているだけで、本人の安心感が全然違う。そして介護する側の不安も、大きく軽減されます。

誰にでも起こり得る「ある日突然、わからなくなる」瞬間。
だからこそ、元気なうちにできるだけわかりやすく、ひとつにまとめて、迷わない導線を作っておくことが、今の時代の介護だと感じています。

疲れた時にはレバーを食べる

ヨコモの鉄則ですが。
疲れた時にはレバーを食べる。コレ、結構即効性があります。
にんにくも食べるようにしていますが、レバーの方が効果を実感できます。
レバー、ニラ、もやし、人参。味噌味にすると食べやすいです。

ヨコモでした。

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