ヨコモです。
昨日、衝撃的な記事を目にしました。
年金制度の健康診断といわれる財政検証。最新の分析では、将来、年金は2~3割目減りするのは確実という結果がでました。そのような未来にならぬよう、昨今、騒がれているように年金改革が行われようとしています。
資産形成ゴールドオンラインより抜粋
つまり、今の生活スタイルのまま老後に突入すると「老後破綻」は他人事ではありません。
特にヨコモのような50代バツあり独身女性にとって、年金+自助努力の資産形成は生きるための現実的な戦略。
そのなかでも時間を味方につけられるNISAは、老後に向けた最強の武器です。
年金の3割減、他人事じゃない
財政検証では、「賃金がほぼ増えないケース」で試算すると、
現役世代の所得代替率(現役の手取り収入に対する年金の割合)は43%台にまで低下。
つまり、
月収20万円の人が老後にもらえる年金は8万6千円程度になるという衝撃の現実。
「家は賃貸」「独身」「子なし」「地方暮らし」と、ヨコモのようなケースでも、8万円では生活が成り立たないのは火を見るより明らかです。
家計のスリム化が第一歩
資産形成を考えるとき、いきなり「投資」ではなく、まずは支出の見直しが基本。
- 保険の見直し:医療保険やがん保険、見直せば月5,000〜1万円削減できる場合も。
- サブスク断捨離:使っていない動画配信や音楽アプリ、地味に月数千円ムダかも。
- 食費の最適化:自炊・まとめ買い・冷凍活用で週1,000円カットも可能。
- 交際費の調整:付き合いより自分軸で選ぶことで、節約&気持ちの充足感もアップ。
これらで月2〜3万円浮いたら、それをそのままNISA口座へ回す。この積み重ねが10年後、大きな差になります。
過去記事もご覧下さい。
時間を味方につけるNISA
昨日の記事でも書いたように、NISA(少額投資非課税制度)は老後に備える50代の頼もしい味方。特に2024年から始まった新NISA制度は、つみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能で、最大1,800万円までの投資に対して非課税となる超お得な仕組みです。これは政府の大盤振る舞いだとヨコモは思っています。
ここで重要なのが、「今すぐ始めること」。
投資は時間を味方につけるのが鉄則。毎月1万円でも、10年積み立てれば元本は120万円。相場変動はありますが、物価上昇を考えれば長期で持っておくと伸びるのが定石と言われていて、ヨコモもこれに賭けています。さらに運用益も非課税というのは、老後資金づくりにおいて圧倒的なメリットです。
実はまだ少数派?NISAの利用状況
NISAの利用状況も、詳しく調べてみました。
国民全体で見れば、2014年の導入以来、着実に普及。世帯ベースでは「約5人に1人が口座を持つ」水準に達しているとの報告もあります。
では新NISAの“利用率”はどれくらい?
楽天インサイトの調査(2024年1月実施)では、新NISAを“内容も理解したうえで利用している”人の割合は24.2%(=約4人に1人)で、中でも女性の利用率は17.3%、50代では17.5%と低めだったそうです 。
ここ!ここ大事です!
やっぱり女性の投資をしている女性が少ないってことですよね。たしかにヨコモの周りでも少数派です。
一方、別調査では「すでに利用している人」の割合を28.6%とする結果もあるそうで、旧制度も含めた広義の利用率としては14.5%という調査もあるので、調査結果にばらつきがあります。
要約すると
- 口座保有者数は約1,878万件。世帯比では「5人に1人」。
- 新NISA利用者(実際に買付中)の割合は約24〜29%(調査によって差あり)。
- 特に女性や50代では18%前後と低い。
つまり、今始める人はまだまだ先行者。
知識と行動力を武器にした少数派だからこそ、将来の安心を先取りできるチャンスだと思っています。
ヨコモのように「一人で自由に暮らしたい」「老後もお金に縛られたくない」
そんな思いがあるなら、まずは小さな支出の見直し→新NISA口座開設→投資の第一歩を。(ヨコモはオルカン以外はしていませんし、お薦めもしません。投資も人生と同じ、自己責任です。)
ヨコモは楽天証券で積み立てていますが、楽天カードで支払っているので積立投資額にもポイントが付くのでお得です。
時間を味方にするのは、今この瞬間からです。
おひとり様の夕食:本日もパスタ
手早く出来るのでパスタの夕飯は多いです。昨日は安売りになっていた海老と水菜のパスタ。

ヨコモでした。
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