皆様ごきげんよう、ヨコモでございます。
最近やる事多くって。介護をしている人なら皆そうなのかな。自分の老後資金作り(仕事)に忙しい上に、プラスされて遠距離介護ですからね。
まず我が家の経緯から、お話しましょう。
1・認知症検査
認知機能低下は本人も自覚症状があり、認知症の祖母の世話を見ていた母なので 早めに診断して改善させたい、と言ってきたので脳神経外科だったかな?で検査しました。
近くの総合病院で紹介状を書いてもらい、大きな医療センターで放射能注射をして脳血流SPECT検査をしました。
結果はレビー小体型認知症。2年(2回)ほど同検査を受けましたが、年齢的にも年相応の進行具合ということと、これ以上放射能を浴びるのも良くないと思い、この検査は2年で終えています。
『最近よく転ぶ、知らない間にアザが出来てる』と発言
それから2年ほど経った最近になって。
『最近よく転ぶ、知らない間にアザが出来てる』と言ってきました。ですが、明らかに足の筋肉が落ちてきて細くなっていた母の足。筋力不足じゃヨロけるだろうなぁと思った私は、『筋肉が落ちてるからだよ。よく歩くようにしようね。』と返しただけで済ませてしまったんです。
ですが、それでも転び続けた母。
姉妹に『最近頭がふらつく』と伝えた時に、『すぐ病院へ行って!!』とアドバイスしてくれたお蔭で、診察→即緊急手術→即入院となりました。
高齢者の『ふらつき&最近転ぶ』は要注意、硬膜下血腫の可能性あり!
看取り介護までしている施設の、看護師長をしていた友人。
彼女に今回の件を伝えると、まさに『硬膜下血腫あるある』なんだそうです。
・最近、よくつまずいたり転ぶ。
・頭がふらつく。
・頭痛がする
・知らぬ間に体にアザができてる(いつ転んだり、ぶつけたか記憶がない)
こんな症状が現れたら、病院で診てもらうことをお薦めします。
医師の説明いわく、
・転んだ時の打撲に血管が切れて、頭蓋骨と脳みその間に血が溜まる
・たとえ打っていなかったとしても、転んだ時の衝撃(体に力が入って)で血管が切れて血が溜まる
事が多いそうです。
ヨコモの母の場合、認知症で脳の萎縮があり、隙間があったため頭痛はなかったようで最初の緊急手術では400ccもの血液が溜まっていたそうで、一度では抜けきれず3割ほど残して頭皮を塞ぎました。
右脳に血が溜まっていたので、左側の転倒が多かったようで左半身はアザ&傷だらけでした。
病院で診断された時に『あぁ、そう言えば最近よくつまずいてたわ。』と家族が後になって気付くのが硬膜下血腫あるあるなんだそう。
なので、上記の症状が見られるようになったら、まずは病院に行って診てもらうことを強くお薦めします。この時に脳の萎縮とか他の血栓なども分かる場合もありますし。
血管も、年齢とともに古くなるから切れやすい
と覚えておこう、と思いました。
再手術をするべきか否か
3割ほど血液が溜まっているままの状態で塞いだ、母の頭部。
再手術のメリット・デメリットを説明してくれました。
【メリット】
・すぐに減るので脳や周囲の血管への負担が減る
・今回開けた頭蓋骨の穴を使って、管を入れて抜ける
・数年後にまた手術となると、再度頭蓋骨に穴を開けて血を抜くことになる
・感染症もなかったし、本人も術後も痛がっていなかったので手術自体は問題なく出来る
【デメリット】
・高齢なので部分麻酔とは言え、体へ負担がかかる
・薬(漢方&西洋医学の薬)で減らすことも出来るが、時間がかかる
・薬の治療ならすぐ退院できるが、再手術ならあと2週間入院
・入院が長引くことによる、脚力低下と認知症の進行
『本当にどっちもどっち』とは医師の言葉。なのでどちらかを進めることが出来ないので、本人と家族で決めて下さい、と。
また、この程度の血液の残りなら再手術しない人も結構いますよ、とも言われました。
さて、ヨコモ母&家族はどうする?
決断を迫られます。
続く
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