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免許返納を反対する親が納得する時 自損事故がきっかけになる現実と上手な返納の薦め方

ヨコモです。

前回の免許返納の記事を読んだ友達から、相談されました。
内容は『親の免許返納について。』
要は子供達が返納を薦めても、父親が全く聞く耳を持ってくれない、と。免許返納あるあるですよね、これって。

親に免許返納を勧めても、強く反対されて話が進まない。これは多くの家庭で起きている現実だと思います。どれだけ家族が心配しても、どれだけニュースで事故の話をしても、本人が「まだ大丈夫」と思っているうちは、言葉はほとんど届きません。

親が免許返納を拒む本当の理由

免許は単なる移動手段ではありません。親世代にとっては、自立の象徴であり、社会とつながる証でもあります。免許を返すということは、老いを認めること、自由を失うことだと感じている場合がほとんどです。そのため家族が正論で説得すればするほど、「うるさい」「まだボケていない」と反発が強くなります。ヨコモの親も正にコレでした。

多くの親が納得するきっかけは自損事故

実際に多いのが、自損事故を起こした時に初めて返納を考えるケースです。
実はこれ、ヨコモも友達に言われたセリフなんです。

『実際に、自分でぶつけないと返納しないよ。』と。

駐車場で柱や壁にぶつける、車庫入れで何度も切り返して結局ぶつける、縁石にタイヤを乗り上げる。これまで問題なく出来ていた動作ができなくなり、「自分でもおかしい」と本人が実感した瞬間、考えが変わります。
人身事故ではなく、自損事故で済んだことにショックを受け、「次は人を巻き込むかもしれない」と現実を受け止めるのです。

ぶつけるまでは家族の言葉は届かない

残念ですが、事故が起きる前に家族の説得だけで返納する親は多くありません。家族がどれだけ心配しても、「年寄り扱いするな」「自分の運転は大丈夫だ」と聞く耳を持たない場合がほとんどです。これは意地ではなく、老いへの恐怖から目を背けている状態とも言えます。これは特に、男性に多い傾向だとヨコモは感じています。

上手く免許返納につなげるための考え方

無理に説得しようとしないことが、結果的に近道になる場合があります。残念ながら、本人が何処かにぶつけて自覚しない限り免許返納する気にはならない。家族はただ見守ってとにかく出かける時に『運転気を付けて。』と念を押すように毎回言っては見送ってました。

そして事故やヒヤリとした体験が起きた時こそが、話をするタイミングです。その際も「だから言ったでしょ」と責めるのではなく、「今回は人がいなくて本当によかったね」「一緒に次のこと考えよう」と共に考える姿勢が大切です。
また、返納後の生活を具体的に示すことも有効で、バスやタクシーの割引、買い物の方法、通院手段などを事前に調べておくと、「返したら終わり」ではなく「返した後の生活」が見えて安心につながります

詳しくは前回の記事で↓

家族ができる現実的なサポート

免許返納は親の決断ですが、家族の支えは欠かせません。定期的な買い物の同行、通院の付き添い、タクシー利用のフォローなど、最初の不安を一緒に乗り越えることで、返納後の生活は安定していきます。大切なのは、返納させることではなく、安全に暮らし続けられる環境を作ることだと思っています。

まとめ

親が免許返納を納得するきっかけは、残念ながら自損事故であることが少なくありません。ぶつけるまでは家族の説得が届かない現実でもあります。
だからこそ、事故が起きた時に責めず、次の一歩を一緒に考える姿勢が重要です。免許返納は親の老いを突きつける出来事でもあります。家族にできるのは、尊厳を守りながら安全な選択へ寄り添うことだと、私は感じています。

独女飯:かずのこのオイル漬けでサラダ

おせち用の数の子が余った時。ヨコモはいつもかずのこをオイル漬けにします。
オリーブオイルに鷹の爪、醤油、胡椒を入れて保存。そしていつものサラダにトッピングです。

クルミ・りんご・数の子オイル漬けの大根サラダ

生ハムと合わせれば立派な酒の肴にもなります。お薦めです。

ヨコモでした。

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