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【遠距離介護】介護3本柱に気づいたこの頃

ヨコモです。

普段、仕事が終わってから帰宅して自分の用事をこなすだけでも精一杯なのに。仕事後に移動&実家に着いてこなさなければいけない用事の数々の多いこと。

今回も頑張りました。

介護の柱は三本で構成されている

介護というと食事の世話や掃除洗濯、トイレやお風呂の介助などを思い浮かべる方が多いと思いますが、実際にはそれ以外でもやることが多い。

ヨコモは以下の3つが介護の柱だと思っています。

家事:炊事や掃除・洗濯・買い物など全般

これは誰しも、想像するに難くない介護です。

・免許返納された高齢者、体がしんどいので買い物や家事を手伝う
あまり手を出しすぎてしまうと、本人達の自立心が失われてしまうし、動かなくなってしまうと体力低下にもなるので、重労働や危ない所などをメインに手伝うようにしています。

例:灯油の給油、米の補充、買い出しや重い荷物の運搬など。

高齢者が暮らしやすい環境に家の中を改善していく。

例:ヨロつく様になったら手すりを付ける、棚の高さを変える等。

・不用品の断捨離:物が多いと選択肢に迷ったり、探し物を見つけ切れなかったりするので。親が元気なうち暮らしやすいように物を減らす。

からだ:体調チェックや病院、トイレ&風呂の介助

最近は、自分がいない時は仕方がないとしても、帰省時は特に時間を作って体調チェックをしてあげないと、と思っています。
親が普通に動けている時は、家事の多さに後回しにしがちですが、高齢者は自分の体調の変化に疎くなっています。

・何気なく痛みや体の事のぼやいた言葉を逃さない
・定期的に爪を切る、耳掃除をしてあげる、散髪屋へ連れて行く。
・通院時、先生に小さな変化も必ず医師に報告して相談。
・薬を飲み続けた変化を、本人に定期的に確認。

正直、最初の頃は、ここまで手が回らなかった。
両親だけで暮らしやすくする環境作りだけで、毎回精一杯。これと食事の作り置きだけで、あっという間に休日が終わってしまいます。

ですが、高齢者が何気なく言葉にする事こそが変化の象徴だとわかりました。なので聞き流さず、病気や何かの前兆ではないか、原因は体の他の部分にあるのかも?と、想像して対処する方法を考えます。

例:最近良く転ぶ、ふらつく=硬膜下血腫の疑いかも?(母はこれでした)。

お金:行政や支払い等の諸手続きや資産管理

毎月届く、光熱費やクレカの支払い明細、固定資産税や住民税などの支払いなど。
通帳の残高確認と同時に、我が家では引き落とし対応出来るものは一つの口座にまとめています。そして一番大切なのが、

親の銀行口座を最小限に絞ること。

我が家では、年金受給に父母一口座づつ(歩いていける距離の銀行)のみ。
それ以外の口座は、全て解約しました。
正確には、認知症の母が勝手に大金を下ろしかねないので、母の貯金は住信SBIネット銀行口座に移し、母のスマホからいつでも見られるようにしています。
住信SBIネット銀行なら、遠隔で娘も閲覧だけは可能なので安心ですし。

本人が亡くなると手続きが超絶大変な口座解約!

銀行や証券口座などは、本人が亡くなるとすぐに資金ロックされ、葬儀等すぐに使うお金すら引き出せなくなります

そして口座解約も、相続の権利がある人全員の承諾した遺産分割協議書や解約同意書等が必要で、それがないと解約できません。相続権利のある人のうち一人でも遺産分配などに反対すれば、なかなか解約できないのです。
・・・遺産相続、揉めるのもわかる気もします。

そして、銀行口座を複数持っているとその件数分だけ同意書が必要で、それぞれに遺族が手続きする必要があります。

・・・めんどい。

・・・・最高にめんどい。

ただでさえ、家の中の遺品整理や土地建物の手続きなどやることは山盛りなのに、口座解約まで複数あったら更に面倒くさい。
なので本人が元気なうちに、一緒に行って口座解約をヨコモは強くお勧めします。

まとめ:介護3本の柱をバランス良くこなそう

最初はヨコモも、とにかく全てこなすことで頭が一杯でした。

でも、親が望んでいる事が、必ずしもソレとは限らないということ。

良かれと思って家具や雑貨の配置換えをするよりも、傍に居て一緒にお茶と菓子を食べて喋りたいのかも知れない。
掃除や炊事よりも、一緒に近くの温泉に行ったり、咲き初めた梅の花を見に行くことの方が、母にとっては幸せなのかも知れない。

限られた時間の中ですべき用事と、してあげた方が喜ぶことの優先順位やバランスを見ながらこなしていく。

以前は毎回、帰路の途中で一人反省会&落ち込んだりしてました。
でも通っていくうちに、

・本当に親が望んでいること
・見逃し&聞き流してはいけない事

を今は意識して、チェックするようにしています。
次回はそんなヨコモの介護報告です。
せめて今日は、大好きなyoutubeの時間を自分にご褒美しよう。
ヨコモでした。

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